コウケントー1号機
太陽の光は、古くから自然治癒力を高める力があると信じられ、日光療法として多くの治療に取り入れられてきました。
しかし、日光療法は天候に左右されるという課題がありました。その解決策として、日本で「コウケントー」が開発され、太陽光に近い光線を安定して照射できる機械が誕生しました。コウケントーは100年近くにわたり、数多くの患者の健康を支えてきた信頼ある光線治療機器です。

ニールス・フィンゼン博士
19世紀末、デンマークの科学者ニールス・フィンゼン博士は、光の力が人体に与える効果を科学的に解明し、光線療法でノーベル医学賞を受賞しました。フィンゼン博士の研究は、光が皮膚病や感染症に効果を発揮することを証明し、光線治療の基礎を築いたのです。
